【シャニマス6thライブツアー】Kアリーナで特に映えたと感じた楽曲_Day1

はじめに

先日開催されたシャニマス6thライブ横浜公演に参加してきました。サイコーのライブでしたね。

人生初となるKアリーナ参戦ということもあり、元々評判が良いとされていた音響について諸々思うところがあり筆をとっています(ポジティブな内容です)。

今回、総じてめちゃくちゃ良いパフォーマンスを浴びれたということもあるのですが、「この曲はKアリーナだからこそ映える部分がある」と感じた楽曲がかなりあり、ピックアップしながら感想を綴っていこうと思います。

 

そもそも:Kアリーナの特徴って?

私自身、ライブに現地参戦し始めてからそんなに月日が経っていないので、他のシャニマスライブ会場と比較するということは厳密にはできないのですが、それでも以下のような特徴があるなと感じました。

  • 低音の響き方
    • 特に、ベースやEDM調の楽曲の、胸にズシンとくる感覚が他の会場に比べてパワーを感じた。シンプルな音の大きさで頑張ってる感がない。
  • 音の明瞭さ
    • ライブ会場だとつぶれがちな歌詞であったり、全体曲での音のまとまりがクリアに聞こえる。特に全体曲での迫力は他のライブでは体験できない圧を感じた。
    • これは特に高音域の聞きやすさ・迫力に通じるところがあった。
  • 満遍なく届く音の広さ
    • いわゆる「ハズレ席」と言われるような、音の聞こえにくさがハッキリと出ていない。上の方の席でも十分に楽曲を楽しめる。

実際、公式(?)の記事においても低音の強さや席でのばらつきを無くしている点は紹介されており(例えばこれ)、

そうした前評判に違わぬ強さを感じられる会場でした。

www.bestecaudio.com

元々「Kアリーナは音響が良い」という前情報を持っていたものの、レビューしている記事を見てしまうと先入観が入ってしまうなと思ったためそれらは見てはいなかったのですが、詳細な前情報なしでも感じられる「良さ」に公演中ずっとびっくりしていました。

前置きはこれくらいにして、実際に楽曲をどう感じたかの感想に入っていきましょう。

*以下で挙げる楽曲以外も当然全て素晴らしかったのですが、とりわけ素晴らしいと感じた楽曲を紹介する点についてはご了承ください。
*また、当記事はアーカイブで当時の記憶を確認していないままでの執筆となっておりますため、記憶違いもありうるかもしれません。ライブ感重視という点でご容赦いただければと。

Day1

Day1はアリーナでの参戦でした(アソプレくんありがとう!)。B5ブロックで、着席したらしてすぐ目の前に通路が形成され始め、「これはとんでもない席を引いてしまった……」と絶望(感動)したりもしたのですが、それはそれとして。

Forbidden Paradise

シーズ楽曲の一発目。これは明確に低音が強い楽曲ですから当然と言えば当然。

具体的には、ベースの音とドラムの胸を打つ感覚が特筆すべき点かなと思います。サビ以降のズンズン響く低音域もさることながら、この曲の強さは紫月さんと山根さんの高音域のパワーが凄まじい。批評することも烏滸がましいのですが、Kアリだからこその音圧とそれを凌駕する歌唱力の調和が最高の一曲でした。ライブ音源配信してくれマジで。

平行線の美学

歌詞の聞きやすさと全体的なバランスが秀逸だったと感じた楽曲。

アリーナ席なので全ての楽曲を爆音で聴けたのですが、この曲はコメティック楽曲の早口を全て拾えるKアリの音響設備に舌を巻いた印象が強いです。5.5thの初披露時と比べると(私がめっちゃ聞き込んでるからかもしれないですが)それぞれの音だったり歌詞だったりをしっかりハッキリ浴びることができました。

とある英雄たちの物語

これも低音が輝く楽曲。この日のアンティーカのパフォーマンスは(も)迫力満点だった。

アンティーカ楽曲に対して個人的に持っている印象としてあるのが、CD音源とライブパフォーマンスとの明確な差です。CDでは冷ややかな印象を受けるこの楽曲ですが、ライブでは一転、熱と迫力を持った情緒豊かなパフォーマンスに変貌します。いわゆる「ライブっぽさ」が映える楽曲であるのがこの曲の特徴であるとも感じており、Kアリの音響がキャストの皆様の力を存分に下支えしていたなと。あと最後のライトの演出がめちゃくちゃかっこよかった。

Imitation Ghost

ベースとギターのパワーが際立っていた。本当によかった。

自分がまだ回収できなかった楽曲でもあり、イントロからもう頭の中は大爆発状態。小手先の言葉では語り尽くせないような体験をさせてもらいました。どの楽曲もそうなんですけど、ストレイのお三方の声の相性も抜群で、先に言及した音源と調和の取れているパフォーマンス。なんだけど、ライブ会場だからこその音圧などの支えもあり楽曲全体として突き抜けてる印象が強い。どこが強いとかじゃなくて全部が強い、アルセウス種族値みたいな曲でした。ありがとうございました。

Hide & Attack

Kアリはストレイ系の楽曲が本当に映える。

H&Aは5thDay1の和楽器演奏が印象として強いですが、この曲は歌唱メンバーが多く、その点で過去に披露されたのH&Aに引けを取らない完成度であったと思います。特に、サビのロングトーンなど、まとまって歌唱する部分の迫力が満点。ギターの強さも相まって、比喩ではなく全身が震える楽曲でした。加えて、やっぱりレーザーとライトの演出が本当にかっこいい。緩急がはっきりしていて、バチバチに照らされる会場の赤は忘れられない光景です。後ろの映像もかっこ良すぎる。

Fashionale

シーズ曲はやっぱり強い。Kアリでは尚のこと。

アリーナだったので目の前で強烈カップリングが生み出されたこと、そしてそれに伴う悲鳴も隣から聞こえてきたりしてそれはそれで面白かったのですが、特筆すべきは河野さんのパフォーマンスなんじゃないかなと。記事の主題からは外れてしまうのですが、もうほんとにずっと楽しそうにパフォーマンスをされていたのが印象的で、特に歌唱面ではラップの部分の「果穂っぽさ」を前面に押し出した歌い方にシビれました。本当にかっこいい。

GOTCHA

「ノれる曲」の真価が発揮されていた、そんな楽曲です。

これもCD音源とは全く異なる体験をさせてくれまして、音源ではしっとりとしたラップ調の曲なんですが、会場で聞くとまぁ楽しい楽しい。特にサビ前のコール〜サビ以降の盛り上がりは現地の空気感も相まってテンションがアガりまくり。低音が響くと何も考えずにノれちゃう。難易度の高い歌詞を歌い切るキャストの皆さんの技術力もさることながら、こういう系列の楽曲の魅力を存分に引き出すKアリはやはり素晴らしい。

Start up Stand up

ストレイの楽曲が映える映える2。

デスボの力強さをこれでもかと言うほど浴びせてくる。当然ストレイのお三方のパフォーマンスも最高で、この曲最大の特徴であるデスボが見事にマッチしているなと。デスボについて言えば、一般的にアイドルが歌う楽曲とデスボって絶対混ざらないし、どっちかが強すぎるとそれぞれが浮いてしまう可能性すらあるのですが、この曲にそんな心配は杞憂だと一蹴してくれます。この点でもKアリの音響の「ちょうど良さ」が出ているなと感じました。あとこの曲もめっちゃノれて楽しかった。

グラデーション

Day1で一番衝撃を受けた曲でした。この曲の良さはKアリだから発揮されるところが多分にあると思います。

CANVAS』シリーズのアルスト楽曲は全て低音の方面に力が入っていると個人的に思っているのですが、特にDay1で聞いたグラデーションは私がCDでは意識できなかった低音の強さをビシバシ感じられました。低音が強いと楽曲の印象がガラっと変わるというか、曲自体のまとまりがグッと高まったような印象を受け、曲終わりに「いや〜めちゃくちゃよかった!」って呟いちゃったくらいには度肝を抜かれました。

星の声

全体曲の底力を十二分に引き出してくれるKアリ、すごすぎる。

星の声で特筆すべきなのはサビ部分の全体合唱部分かなと。いやほんとに圧巻でした。何が圧巻かといえば、ユニット曲では絶対に味わうことのできない、25人だからこその力強さをこの楽曲は全身で感じることができます。特にサビ以降の楽曲の盛り上がりは、この歌唱力と非常にマッチしており、現地で聞いた瞬間「おお……」とため息が出てきました。加えて、Kアリならではの凄さとして、音のまとまりが取れている点があるかなと。ただデケェ音じゃなくて、歌声がつぶだっているというか、単なる合唱、あるいはCD音源とは異なり、歌声から個性を感じることができるのが魅力で、そうした繊細な表現をも出力できるKアリのパワーに圧倒されてました。

おわりに

一気にDay2まで書こうかなと思っていたのですが、プチレポートくらいの文字数になってしまったので分けようかなと。

Day2は明日にでも投稿できれば嬉しいですね。ライブは水物なので、記憶が残ってるうちに書き上げたいです。